熱絶縁工事とは

熱絶縁工事とは、温度を一定に保ち、外的環境の変化の影響を受けないようにする工事のことです。具体的な工事内容は、保温工事や保冷工事、耐火工事、板金工事などで、工場やプラントでの配管に対して行うことも多いです。また、弊社では熱絶縁工事の知識を活かした防音工事なども幅広く行っており、地域の工場を支えるお仕事としての役割を担っています。

プラント7

保温工事

配管やダクト、タンク、機器などに対して保温剤と呼ばれるシートのようなものを取り付けることで、中の温度を一定に保つためのこうじです。温度は0℃以上、約1000℃以下の広範囲であり、取り付けるものが周囲の温度変化などにより結露したり、凍結するのを防ぐために行われます。また、使用する素材も取り付ける対象物によって変わります。

保冷工事

温度を低温に保つ必要のある冷凍冷蔵設備や流体配管、気体配管などに保冷材を取付ける工事です。配管を流れる物質が目的地に到着するまでに温度が上昇してしまうことも考えられるため、それを防ぐ目的で行われます。また、保冷工事にも、保冷効果のほかに防湿や結露防止などの効果があります。使用する素材はアルミやガラスウールなどが多く、目的によって使い分けられています。

板金工事

保温材や保冷材は水に弱く、屋外に設置されることも多いことから、熱絶縁工事を行った上から板金工事を行うことことが多いです。板金工事は、金属の素材を使用しているため、丈夫で雨が降っても安心な構造へと仕上げることができます。防雨対策だけでなく、防腐効果や紫外線にも対応できる板金工事は、保温・保冷工事には欠かせません。

耐火工事

耐火工事とは、排気ダクトや排煙ダクトなどに耐火性・断熱性の高い被覆材を取り付ける工事です。万が一火災が起きた際に耐火工事を行っていない場合、火は一気に広がってしまうため、建物の崩壊にもつながりとても危険です。そのため、この被覆材を取り付けることで火災の広がりを防ぎ、鎮火を少しでも楽にするための安全の確保を目的とした工事です。

その他の工事

防音工事

工場では、多くの機械や装置が稼働しているため、近隣住民や勤務する人を配慮した防音工事は欠かせません。各現場の規定や構造に基づいて最適な防音工事を行い、工場の信頼向上のお手伝いをいたします。熱絶縁工事と合わせて行われることも多く、その場合、保温剤や保冷材の上に遮音シートと呼ばれる防音効果の高いシートを張り付けます。

コーキング

隙間を無くして気密性を上げたり、水分の侵入を防ぐために行うのがこのコーキングです。通常のコーキング工事は一般住宅の外壁などに行われることが多いですが、防音工事同様、弊社でのコーキング工事は、熱絶縁工事と合わせて行われることがほとんどです。保温材や保冷材の隙間から熱が逃げるのを防いだり、雨に弱い保温材や保冷材を保護する目的でも行われます。